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「はじめてのおつかい」は何歳から読める?

 

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林明子さんの絵本「はじめてのおつかい」は、

私たち母親世代でも小さい頃に読んだ、

という記憶がある方も多い、長く愛されている

絵本の1つです。

 

私も子どもが生まれて、改めて「はじめてのおつかい」を

読んだときに、そういえば小さい頃大好きだったなー

と、過去の記憶がよみがえりました。

 

今回は、林明子さんの絵本「はじめてのおつかい」

について紹介していきたいと思います。

 

「はじめてのおつかい」とは?

絵本「はじめてのおつかい」は、

1976年に、作者である林明子さんがはじめて

ストーリーのある絵本として

発表しました。

 

①「はじめてのおつかい」ストーリーは?

「はじめてのおつかい」の主人公は、

5歳の女の子、さっちゃんです。

 

さっちゃんが、ママに頼まれたおつかいに

行く物語です。

おつかいの最中、自転車にベルを鳴らされて

びっくりしたり、ころんだりします。

 

ようやく到着したお店では、

店員さんが誰もいません。

さっちゃんは声が小さくてお店の人も

気づいてもらえません。

 

さっちゃんのおつかいの道中から、

おつかい達成までが物語になっています。

 

②「はじめてのおつかい」ここに注目

林明子さんの絵本はどれも、

見ているだけでほっこりするイラストのタッチで、

あたたかみのある絵が特徴です・

 

「はじめてのおつかい」は、ストーリーにも

注目してもらいたいのですが、

細かくかかれたイラストにも注目して

みてください。

 

街並みや商店の描写がとても細かく

描かれているんです。

 

大人も思わず見入ってしまうのですが、

子どもにもわかりやすく描かれているので、

絵探しを楽しむ人もいるようです。

 

私もこの話を聞いてから、改めて読み直して

みると、想像以上に細かく描かれたイラストが

面白くて、新しい発見もありました。

 

「はじめてのおつかい」読み聞かせはいつ頃がおすすめ?

「はじめてのおつかい」を読み聞かせに

つかう場合は、どれくらいの子どもが

おすすめなのか紹介します。

 

①読み聞かせの効果

 

その前に、まずは読み聞かせの効果

について紹介していきます。

 

読み聞かせの効果は、

・子どもが言葉に慣れる

・親子のコミュニケーション

・子どものリラックス効果

・想像力を育てる

・感情が豊かになる

・集中力が身に着く

こんな効果があります。

 

読み聞かせの効果をアップさせるためには、

子どもの発達に合わせた絵本選びも重要になってきます。

 

②絵本選びのポイント

 

選び方のポイントを確認しましょう。

・文字数や、ページ数

文字数が多かったり、ページ数が多かったり

すると、月齢が小さいうちは飽きてしまう

可能性が高いです。

最後まで集中して見れる適切な文字数や

ページ数を考えて選びましょう。

 

・難しい言い回しをしていない

ストーリー性がある絵本は特に、

難しい言葉の表現が多かったりすると

子どもがストーリーを理解しにくくなります。

分かりにくい表現が少ないものを選びましょう。

 

・分かりやすいストーリー

その時期に子どもが経験していることや、

興味があることを題材にしている絵本など、

分かりやすいストーリーのものを選びましょう。

 

こうした点を考えながら、

絵本「はじめてのおつかい」はどれくらいの

子どもの読み聞かせにおすすめかを考えていきます。

 

③「はじめてのおつかい」がぴったりな時期

 

読み聞かせの効果や、絵本の選び方を

踏まえた上で、「はじめてのおつかい」が

読み聞かせの絵本として選ぶのに

おすすめな時期は、3歳頃からです。

 

「はじめてのおつかい」は、

・ストーリー性がある

・少し長いお話

こうした特徴があるため、あまり月齢が小さい

うちは、飽きてしまう可能性があります。

 

題材にしているのが、1人でおつかいに行くこと

なので、月齢が小さいと、

・おつかいの意味がわからない

・未体験すぎて想像できない

こんな点も考慮したいポイントです。

 

3歳頃になってくると、集中力も

ついてきて、少し長いお話でも集中して

見ることが出来るようになります。

 

1人で何かしてみたかったり、お買い物に

興味が出てくる時期でもあり、

「はじめてのおつかい」のストーリーに

共感出来たり、好奇心を刺激されたりする

まさにぴったりな時期だといえます。

 

林明子さんの丁寧な描写のイラストも、

3歳頃になると「これは〇〇!」と理解する

ようになってくるので、

ストーリーを聞いて楽しんで、イラストを見て

楽しんだりすることが出来ます。

 

もちろん、3歳以上の子にもおすすめです。

言葉の表現は難しいものが少なく、

文字数もあまり多くないので、

ひらがなが読めるようになった、6歳頃の子でも

読むことが出来ますよ。

 

我が家には私が読んでいたお下がりの「はじめてのおつかい」

があったので、0歳頃から家にはありましたが、

読み聞かせに使い始めたのは、2歳~3歳頃でした。

 

最初のうちは途中で飽きたり、最後まで

読めなかったりしたのですが、

少しずつ最後まで聞いてくれたり、

最後に質問をしても答えられたり、

しっかり聞いてくれているなーと実感できたのは

3歳以降からです。

 

今では、下の妹に、まだ不安げな音読で

読み聞かせをしてくれている姿が

微笑ましいです。

 

まとめ

「はじめてのおつかい」は昔からある絵本なので、

親子で読んだという人もいる、

懐かしい絵本でもあります。

実際におつかいを体験させるのには、

少し不安がある時代になってしまいましたが、

ぜひ1度親子で読んでみてはいかがでしょうか。