幼稚園はどうやって選ぶ?申込の仕方は?
幼稚園の入園を検討している人は
そろそろ幼稚園選びを始めたほうが
いいのかな、と考える人が増えてくる
と思います。
とはいえ、幼稚園はどうやって選ぶべきか
迷ってしまいますよね。
今回は、幼稚園の選び方や申込方法を
紹介します。
幼稚園の選び方は?
幼稚園は小学校入学前に子どもにとって
大切な時期を過ごす場所です。
幼稚園選びは慎重にいきたいところです。
①通園手段を考える
幼稚園の通園は、
・保護者の送り迎え
・園の送迎バスを利用する
この2パターンがあります。
保護者が送り迎えをする場合は、
徒歩で送り迎えになるのか、
自転車を利用できるのか確認しましょう。
園によっては車での送迎が可能なところも
あります。
車で送迎することが出来るのかも要チェックです。
②園の通園バスがある
上記の通園手段から、園の送迎バスの利用を
検討している場合は、
自分が住む地域が園の通園バスの
範囲内なのか確認が必要です。
園の送迎バスを利用する場合は、
おおまかなバス停の目安や、
送迎時間も確認するといいです。
③幼稚園までの距離
園の送迎バスを利用する場合には、
あまり園までの距離は関係ないような
感じがしてしまいますが、
幼稚園に保護者が行く機会は意外と多いです。
行事や係りの集まり以外にも、
発熱などで急な呼び出しがある場合もあります。
車や自転車を利用出来ない場合は特に、
園までの距離は考えるべきポイントになります。
④小学校の学区内にある幼稚園
小学校では同じ幼稚園から進学する
友達が多いと、子どもも保護者も安心できる
場合があります。
お友達と離れ離れになってしまう不安も
子どもにはあります。
学区内にある幼稚園だと安心できることもあります。
とはいえ、同じ幼稚園からの進学で
トラブルが続いてしまう可能性もあるため、
一概にいいとは言えないので、
メリットとデメリットを考えながら検討しましょう。
⑤課外活動の内容
最近は幼稚園のカリキュラムの活動以外に、
保育時間外に行っている課外活動の
内容が増えてきました。
イメージが付きにくいかもしれませんが、
幼稚園で行える習い事といった感じです。
・スイミング
・学習塾
・体操
・バレエ
・サッカー
こうした課外授業を取り入れている園が
増えています。
外部で習い事をさせるよりも、安く出来たり、
送迎の手間が減ったり、仲のいいお友達と
出来たりするメリットが多く、
課外活動を重視して選ぶ方も増えています。
⑥幼稚園の教育方針
幼稚園の教育方針は関係ない、
とする方も多いですが、やはりここは
しっかりと見ておきたいポイントです。
特に宗教系の幼稚園では、
宗派に関わらず受け入れている幼稚園も多く、
特に気にせずに通わせている家庭も
多いですが、家庭の方針もある重要なポイントです。
外遊びを重視する幼稚園、
学習を重視する幼稚園など様々です。
モンテッソーリ教育を取り入れている園などもあります。
⑦幼稚園の安全性
幼稚園は子どもを預かる場所であり、
安全なところ、と思いがちです。
私が経験した例なのですが、
ある幼稚園に見学に行ったとき、
交通量の多い道路に面している幼稚園なのに、
子どもが門の近くまで自由に来れてしまう
状況にヒヤっとしたことがあります。
また、違う幼稚園では先生が人数管理を
しっかりしておらず、
クラスの子が園庭に残っている状態で
教室のドアを閉めた先生がいました。
幼稚園の安全性は、環境面だけでなく
先生の危機管理意識がしっかりされているかも
見極めて欲しいポイントです。
⑧保護者の関わりが多い
幼稚園によって、保護者の関わりの多さは
異なります。
保護者会が廃止されている園もあれば、
保護者会が主体となり企画するイベントが多く、
保護者への負担が多い園もあります。
保護者へ求めることの多さが園によって
違うので、働いている家庭などでは
通園が難しくなるケースもあります。
⑨時間外保育の有無
最近は働いている家庭でも幼稚園を
利用する方が増えています。
地域によっては、保育園やこども園に入園する
ことが難しく、フルタイム勤務だけど幼稚園に
通わせることにした、という家庭もあります。
幼稚園も時間外保育が充実してきていますが、
時間外保育で可能な保育時間や、
時間外保育の有無は幼稚園によって異なるポイントです。
朝の時間外保育の時間、
降園後の時間外保育の時間をしっかりと
確認しましょう。
幼稚園の申込方法は?
市役所などに申込が必要な保育園とは違い、
私立幼稚園の場合は、各幼稚園に申込が
必要になります。
①申込はいつする?
多くの幼稚園では、10月の中旬頃から
願書配布がスタートします。
願書を提出するのは、11月1日頃と
している幼稚園が多いです。
地域によって日付は大体同じ日に
なっていることが多く、私が住む地域では
11月1日に一斉に願書受付がスタートします。
②申込方法は?
まずは願書を貰うところからです。
幼稚園によっても対応が異なり、
・事前に希望者全員に願書配布される
・願書配布にも人数制限がある
全員に願書が配布される場合でも、
受け入れ人数を制限している(願書受理される
人数は配布数以下)ところもあります。
願書の配布数も決められている場合は、
どのように配布するのかをしっかり確認しましょう。
申込は記入した願書を提出し、面接などの
審査がある園が多いです。
③願書提出までのスケジュール
願書提出までの間に、幼稚園には直接
出向いて見学をしましょう。
幼稚園によっては、未就学児が参加出来る
イベントを企画している日があります。
このようなイベントに参加してみると
園の様子や、先生の対応などもわかるので
おすすめです。
園庭開放をしている園もあります。
中にはこうしたイベントなどに参加して
からじゃないと願書を貰えない園もあるようです。
地域の幼稚園情報をリサーチしてみてください。
園の見学や、園行事の参加は、
10月までに行うようにします。
まとめ
公立幼稚園は年々少なくなっている
そうで、幼稚園選びは基本的に
私立幼稚園から選ばなければいけない
地域が増えてきました。
私立幼稚園は独自のカリキュラムや
教育方針で保育を行うため、
それぞれの園で特色があります。
どんな幼稚園が通いやすいのか、
家庭の教育方針にあっているのか、
しっかりと見極めて、子どもが入学前の
発達に重要な時期を過ごす場所を
選んであげてください。