小学校入学までに出来たほうがいいことは?勉強は何が出来ればいい?
もうすぐ小学校の入学シーズンですね。
新しく年長さんになる子や、
小学生に向けて、最後の1年が
始まります。
これから入学する子は、小学校への
期待と不安が大きい時期だと思います。
ところで、小学校へ入学するまでに
何が出来ていればいいのか考えたことが
ある方もいるのではないでしょうか。
「うちの子、これが苦手なんだけど
遅れてしまうんじゃないか…」と
不安に思っている保護者の方もいる
かもしれません。
今回は、小学校の入学までに出来ていた
ほうがいいことを紹介しますね。
小学校入学までに出来ていたほうがいい生活の仕方
小学1年生では、生活の仕方に
ついては、何もわからないところから
スタートするのではなく、
幼稚園や保育園と違って
ある程度出来ることを想定して
生活の仕方が決められます。
もちろん、1から小学校での生活の仕方や
小学校でのルールは学校でも指導されますが、
ある程度しっかりと身に着けておくべきことが
多いです。
年長さんになると、小学校を意識した
生活をする園が増えますが、
それは園の教育方針にもよるので、
一概にしっかりやってくれるとは限りません。
家庭でもちょっと意識しながら
子供と接してみるとスムーズですよ。
①自分のことは自分でやる
困ったことがあるときは、
小学校の先生も手助けをしてくれますが、
幼稚園や保育園のときとは違って、
直接手助けをすることよりも、
どうしたら出来るのか、という手段を
アドバイスしてくれるイメージです。
また、自分が何を困っているのかを
伝える必要もあります。
自分のことは自分で出来るように、
助けてくれるのを待つのではなく、
自分から取り組む姿勢を身に着けて
おきましょう。
家庭ではやり方を教えて、子供に
やってもらう週間を少しずつ
つけていくといいですね。
特に着替えや、学校の準備などは
自分で出来るように、環境を
整えておくのも大切です。
②食事の時間を決める
給食の時間は、学校にもよりますが、
大体25分前後のところが多いです。
家庭での食事も、小学校の給食時間を
意識しながら、時間を決めて、
大体25分前後で食べきれるように
練習しておくといいですね。
③トイレの仕方
小学校のトイレは、和式もある
という学校が多いです。
最近は幼稚園や保育園ではほとんどの
園で洋式トイレだったり、
家庭では洋式トイレばかりだったりして、
和式のトイレに慣れていない子が
多いです。
和式トイレも1人で出来るように
練習しておくのがおすすめです。
また、学校では好きなときに好きな
タイミングでトイレに行けるのでは
ありません。
トイレがしたくなくても、時間でトイレに
行く習慣をつけておくといいですね。
④自分の意見が言えるように
自分がどうしたいのか、
何をすればいいのか、
困っていることは何か、
自分の意見をしっかりと伝えられるようにしましょう。
友達関係もぐっと広がるので、
嫌なことは嫌、と断れる意思も大事です。
勉強はどこまで出来ればいい?
勉強のことで不安に思う方は
多いのではないでしょうか。
勉強に関しては、小学校ではゼロから
スタートのつもりでカリキュラムが
組まれています。
ひらがなの読み書きなども、
何もわからないという状態から
スタートすることがほとんどです。
とはいえ、最近は幼稚園や保育園でも
学習の時間を取るところが多く、
多くの園では、入学前にひらがなの読み書き、
10までの数字の読み書きを
全て習得した状態で入学させる園が
増えてきています。
①文字の読み書き
1年生の1学期でひらがなを
1つずつ勉強していきますが、
ひらがなはすでに書けたり、読めたり
する子がほとんどです。
50音の読み書きはマスターしておくと
安心出来ます。
2学期からは漢字がスタートする
学校がほとんどで、ひらがなを1から
スタートするとはいえ、
学習進度はすごく早いです。
子供も出来ることがあると安心すると
思うので、ひらがなは入学前に
身に着けておけるといいですね。
②数字の読み書き
数字もひらがなと同様、読み書きから
スタートします。
ただ、算数の学習進度も非常に早く、
2学期くらいからは2桁の足し算が始まる
こともあります。
算数は1度躓いてしまうと引きずってしまう
教科でもあるため、数字の読み書きを
身に着けてから入学するのがいいですね。
日常生活でも数字はなじみ深いものなので、
生活の中で「この数字は?」と聞いたり、
慣れておくのがいいですよ。
③運動は何が出来ればいい?
逆上がりや跳び箱、縄跳びなどが
体育の授業として始まりますが、
これも1から授業で行います。
特に不安になる必要はありませんが、
子供は恥ずかしい姿を見せたくないと
張り切るかもしれませんね。
普段の運動でも取り入れることが出来る
ものが多いので、遊びの一環として
挑戦してみるのがおすすめです。
また、夏にはプールの授業があります。
水泳は泳げる子から、泳げない子まで
いる競技ですし、命にかかわることもあります。
決して無理させることはないので、
安心して見守りましょう。
④音楽は何が出来ればいい?
音楽も小学校の授業で1から
スタートします。
出来ないことを前提に行いますので、
譜読みが出来たほうがいいのか、
ということなどに、あまり敏感になる
必要はないですよ。
まとめ
小学校では今までの生活とは違い
勉強が中心の集団生活を送ることに
なります。
学習面では、先生は1から分からない前提で
授業をはじめますので、安心してくださいね。
ただ、出来ることは子供にとっても
安心できることなので、文字や数字に触れたり
体を動かしたり、家庭でも無理なく取り入れられる
ことに、注目してみてくださいね。