子供がいるからこそ便利!注文住宅で実現したおすすめの設備や間取り
子供が生まれたとき、小学校へ入るときなど、
子供がいる暮らしでは、子供の成長の
節目に合わせてマイホームを考える人が
多いのではないかと思います。
我が家も子供の小学校入学を機に
マイホームを建築しました。
建築するにあたって、どういった間取りや設備が
子供がいる暮らしでは便利なのか、
子供がいる家庭の意見をたくさん参考にしました。
今回はこれからマイホームを検討している
子育て中の人の参考になるように、
注文住宅だからこそ実現した
おすすめの間取りや設備を紹介していきます。
・これからマイホームを建築予定の人
・子供がいて楽に暮らせる間取りを知りたい
・大人も子供も住みやすい家作りをしたい
こんな方は必見ですよ。
やってよかった間取り
まずはやってよかった間取りを
紹介します。
今回は実際に我が家で取り入れた間取りですが、
参考にした子育て中の家作りでは、
採用している人が多い間取りだなーと思います。
①広めの玄関
玄関の土間部分は、約2.5畳の
広さにしました。
通常は1畳~1.5畳程度が平均の
ようなので、広い土間スペースです。
土間スペースを広くした変わりに、
シューズクローゼットは1畳と、
最近の家作りでは狭いと思います。
玄関の広さは横に1畳分。
二世帯住宅なので、すぐに階段があります。
土間スペースから上がった先の
ホール部分が狭いので、土間を広くとり
狭い空間に見えないようにしました。
子供が並んで靴が履けるように、
横に広めに空間を作っています。
②独立したスタディールーム
最近はリビングの一角にスタディーコーナーが
ある間取りが人気ですが、
我が家はスタディーコーナーだけを
独立させました。
ただ、リビングからは繋がっていますが、
ドアを設置せず、隠れ家的な作りにしています。
子供たちのプライベート空間として、
家族の存在を感じられつつも、
仕切られた空間にしたかったため、
このような形にしました。
リビングからは死角になるため、
入ろうと思わなきゃ入れない、
見ようと思わなきゃ見れない、
そんな部屋の作りです。
スタディールームは、4畳で
ハウスメーカーの造作本棚と、
造作のカウンターテーブルを設置しています。
子供たちが大きくなったときに、
ドアが欲しいといえば設置出来るようになっています。
2部屋に区切ることも可能です。
③大人のプライベート空間
主人用に2.5畳の書斎を設置しました。
ドアで完全に個室になるため、
最近はリモートワークに大活躍です。
私は階段の吹き抜け部分に4畳の
趣味のスペースを作りました。
ランドリールームにも早変わりする
趣味スペースで気に入っています。
④ファミリークローゼット
家族全員分の衣類を置ける
ファミリークローゼットです。
片づけた洗濯物を個々のスペースに
持っていく手間が省けるので、
すごく楽で気に入っています。
サイドに扉があり、通り抜けられる
間取りで作っています。
⑤家事同線を重視
家事同線は特にかく徹底しました。
家事同線を最優先に、他の間取りを
決定したのですが、結果的にすごく暮らしやすいです。
やらなくてよかった間取り
予算の関係もあり、途中でやめた
間取りを紹介します。
①リビング階段
初めはリビングに階段がくる
設計をしていたのですが、
結果的にリビングの外に階段が
くるようになっています。
リビングに階段を設置するのは、
子供との関わりの時間を長くとるため
という意見が多いと思います。
我が家もそのつもりでいたのですが、
リビングの外に階段を作っても、
1つの箱のような設計をしているため、
リビングを通過しないと子供部屋には
いけないようになっています。
リビング階段は寒い、という意見が多く
それを重視してやめましたが、
やめてよかったー!
と今は思います。
・寒さ
・音の漏れ
これが気にならないのがよかったです。
②和室
リビングに隣接して和室を作ろうと
思っていたのですが、その変わりに
和室にしようとした部分を独立した
スタディールームに変えました。
和室は小さいうちはいいかもしれませんが、
使う期間も限られるのと、
畳の扱いに気を配るのが面倒なので、
なくてよかったと思います。
③ベランダを減らした
ベランダを1ヵ所削りました。
ベランダは防水工事などにかなりの
費用がかかるようで、
1ヵ所削っただけでかなりのコストダウンに
繋がり、減らしてよかったです。
次は絶対やりたい間取り
いらないいらない~と思って
いたのですが、実際住み始めたら
やっぱりあったら楽だったな…
と思う間取りを紹介します。
①ランドリールーム
洗濯物をする、干す、畳む
といった一連の動作が1部屋で完結する
ランドリールームは、最近採用する方が
多い間取りだと思います。
我が家も悩んだのですが、
設置するなら脱衣場と一体型かなーと
思っていたんです。
ただ、干すためのスペースを
しっかり確保することが難しく
採用できなかったのですが、
ベランダを減らしたことで干すスペースが
減ってしまったことや、
花粉対策で室内干しをしたい時期もあり
やっぱりあれば便利だったな、と思う間取りです。
②小上りの寝室
もはや見た目の問題も大きいのですが、
布団で寝ているので、
寝室の中でも
「寝るスペース」という区別が
出来たらよかったなーと思います。
採用してよかった設備
取り入れてよかった設備を紹介します。
①幹太くん
ガス乾燥機の幹太くん。
かなりふわっふわに乾燥出来ます。
独立乾燥機なので、入れ替えるひと手間は
ありますが、短時間でふわふわに乾くので
洗濯物が多い家庭では、外干しで乾かない
ストレスから解放されると思います。
②造作洗面台
子供も女の子ばかりなので、
大きくなったときに並んで支度が
出来るように、横に2mの幅で鏡を設置し
造作の洗面台にしました。
③フットライト
トイレ前と子供の部屋前に
夜間反応するフットライトを設置しました。
実際にはリビングの電気をつけてしまうので、
フットライトを頼りに夜間トイレに起きたり
することはないのですが、
コンセントタイプで、非常時はライト部分を
取り外して懐中電灯変わりに使用
出来るものなので、いざというときに
便利だと思い採用しました。
④人感センサー照明
トイレ、玄関、ファミリークローゼットは
人感センサーにしました。
消し忘れが気になる場所なので、
人感センサー照明にしてよかったと思います。
⑤タッチキー玄関
鍵を差し込まずに、鍵を身に着けた
状態であれば、ボタンを押すだけで
開錠・施錠が出来るタッチキーは
1番採用してよかったかも、と思える設備です。
子供がいると、荷物をたくさん持っている
状態で玄関を開けることや、
子供を抱っこした状態で玄関を開けることも
あると思いますが、
両手がふさがっていてもボタンを
押せば玄関が開くのがとっても便利なんです。
鍵の本体で車の中からでも開けることが
出来るので、先に開けてから車を出る
なんてことも出来るのがさらにおすすめです。
まとめ
予算の都合もあるので、
あれもこれも採用出来ないのが
残念ですが、出来る限り
住みやすい暮らしがしたいのは
大前提だと思います。
今回我が家の家作りでは色々な意見を
参考にして検討はしましたが、
最後に感じたのは、
いくら流行りでも、我が家に合っているわけ
ではないということ。
結局自分が住みやすいと思ったことが
1番だなぁーと感じます。
みなさんの素敵な家作りの参考に
なれば嬉しいです。